◆社員向けセミナー
【1】社員一人一人が自分の将来のために、仕事・お金・人生を考えるために
キャリアを考える
日本では、キャリア(career)という言葉は経歴・職業などの意味に多く使われます。
アメリカの心理学者スーパーは、職業発達理論の中で時間軸と役割の考え方を取り入れ、
キャリアとは、人生を構成する一連の出来事。そして、自己発達の全体の中で、労働への
個人の関与として表現される職業と、人生のほかの役割の連鎖である、と定義しました。
スーパーが着目したのは、生涯を通じたキャリアにおいて個人が有している役割がどのように
変化し、役割間の相互作用はどのようになっていくのかということで、ライフキャリアと捉える
ことができます。
そして、ライフステージ(それぞれの年代)ごとの果たすべき役割には発達課題があるとしています。
例えば、子供を産むとき、親が介護を必要とするときには、職業人としての役割と家庭人としての
役割のバランスが変化し、そのバランスを再設定する必要が生じます。
また、定年年齢が60歳から65歳に延長となる世の中で、自分は働くのか、働かないのか、
同じ仕事か、違う仕事か、働くのであればいつまでかなど、個人の生き方としての選択が
迫られることになります。
それは、これら人生の出来事をどう捉え、自分でどう解決するかがそれぞれのステージでの課題で
あり、これをクリアしていくことが、個人としての発達であり、自己実現に向かう、ということだと思います。
誰もがそのライフキャリアの中で、自分がどのような選択をし、どう道筋をつけていくのか、
その都度考え、選択して生きています。人生、同時に二つの道を選ぶことは出来ませんので、
あの時あちらの道を選んでいたら・・・と、思うことがあるかもしれません。
でも、決断したのは自分!と納得して前を向かって生きていきたいですよね。
そのために、是非キャリアについて考える機会を持ってもらいましょう!
ライフプランを考える
文字通り「人生設計」です。人の人生は、その数だけ違います。
それぞれの人生を充実したものにするために、夢や希望を叶えたいと誰もが思っているのでは
ないでしょうか。。。
自己実現のために、自分のキャリアについて考えたときに、やはり現実に生きていくことを
設計するために資金的な裏づけが必要です。
100年に1度といわれる経済危機が起こってしまう世界です。
雇用の不安定さ、公的年金受給額の水準低下が予想される中、自分の給与も経済も右肩上がりで、
何もしなくても良かったころとは激変しています。
頭の中だけでなく、是非一度、ご家族みなさんで今後のライフプランを具体的に時系列で、
「何歳頃何をする」と書いてみてください!
それを基に、次のマネープランも作成します。
皆さんそれぞれのライフプランに資金的要素を織り込んだのがマネープラン/ファイナンシャルプラン
です。
現在の収入と支出、そして預貯金等から、今後の資金繰りを予想します。
皆様の描いた人生の絵にお金はどのようにあてはまっていくでしょうか。。
日本人の平均寿命が男性79歳、女性86歳です。今後も伸びていく可能性もあります。
資金面からみたら、残念ながら長生きはリスクになってしまうこともあり得ることです。
後でお金のために人生の予定が変わった!?などと思わないために、まずはライフプランを考え
次にマネープランでお金の裏付けをしてみましょう!
ライフプラン・マネープランを作成することによるメリット
◆具体的に将来の出来事、資金を明確にすることにより、問題点がわかり早めに対策ができる。
◆早めの対策により、問題を早期解決できる。
◆何となく不安だったことが、視覚化することで、問題が無いことがわかり安心できる。
◆運用資金は期間が長い方が複利効果が、より得られる。
◆保険加入が必要となった場合、より早く加入し、保険料を抑えることができる。
◆すべてを見直すことにより、全体を把握でき、安心が得られる。又、資産配分のバランスも
明確になる。
一度作成すると・・
経済や家庭環境、健康状況の変化、様々な予定の変更等、定期的な見直しが必要となります。
セミナーでベースを作成しておけば、各々の状況の変化に応じて、プランの見直しが容易です。
自分自身を主役にしたライフプラン作成のきっかけを作り、社員一人ひとりの「働く」ことへの
モチベーションアップにつなげましょう!!
【2】ハラスメントのない活き活き職場のために
活き活き職場とは
皆がそれぞれの能力を十分に発揮し、協働してこそ、会社の生産性があがり、労使ともにWIN-WINと
なれると考えます。
労働局への相談内容の一番は、「いじめ・嫌がらせ」がトップ(平成24年度個別労働紛争解決制度施行状況)で
あり、解雇などの相談が減少傾向にある中、増加傾向がみられます。
職場の人間関係は、仕事へのモチベーションに大きく影響し、メンタル不全にもつながります。
仕事ですから、ただ楽しいだけではすみません。
お互いの意見が言える雰囲気作り、また小さな変化の兆候がすぐに発見できる人間関係の形成のカギは
コミュニケーションです。
どのようなことがハラスメントになるのか、どのようにコミュニケーションを心がけたらよいのか、
様々な相談を現在受けている経験に基づいて、当事務所が社員教育のお手伝いをさせて頂きます!
セクシュアルハラスメントとは
男女雇用機会均等法第11条により定められており、事業主はその対応および必要な体制の整備、雇用管理上
の措置が義務付けられています。
セクシュアルハラスメントとは、「職場において行われる性的な言動に対する労働者の対応により、当該労働者が
その労働条件につき不利益を受け、または当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されること」
(厚生労働省指針より)とされています。
事業主は、職場においてのセクシュアルハラスメントは決して許さないという強い意志表明をし、
具体的に、職場とはどこまでなのか、性的な言動とは何か、などということを労働者に周知し、
事前防止をはかることが最も重要です。
そして、万一起こってしまった時には、迅速に誠実に対応しなければなりません。
そのための、組織上の苦情・相談を受ける相談窓口、検討委員会、処分するための規定の整備等
を行っておく必要があります。
パワーハラスメントとは
パワーハラスメントについては、法律上の決めはありません。
労働相談でも増えているように、現在種々検討がされていますが、厚生労働省が出している概念では
次の通りです。
「同じ職場で働く者に対し、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な
範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為」としています。
法律上の規定がなければ、事業主は何もしなくて良いか・・ということにもなりかねませんが、
いじめ・嫌がらせがある職場では、働く人のモチベーションが上がるはずもなく、周りへの影響も多大です。
メンタル不全者が出れば、会社への損失も明らかです。
セクシュアルハラスメント同様、相談窓口を作ったり、社員への啓発をしたりして、防止に努めること、
少しでも小さな芽のうちに摘み取ることができる職場環境作りが重要です。
当事務所では、「セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントに対する防止研修」を行っています。
管理職向け、一般社員向け、等々、貴社のご要望にお応え致します。
是非、ご活用ください!
貴社にあったセミナーを一緒に考えます。ぜひお問合せください!